Q&A

Q1 箏を習う時には何を用意すればよいでしょうか?

 A こと爪(親指、人差指、中指の3枚1セット)。プラスチックもありますが、一生使えるものなので象牙のものを用意しましょう。こと爪を作る時にはつめ輪も選びます。お値段はこと爪が5000円から、爪輪は製造元で異なりますが900円から。

Q2 箏はどちらで購入できますか?

A  おこと屋さんが各地にあります。が、独自で購入するのはお勧めしません。必ず先生に相談して同行していただきましょう。また、ご予算の合わせてご案内もできます。

Q3 中古の箏はありますか?

A 中古の箏はあります。が、箏の寿命はヴァイオリンなどのように長くはありません。また中古ですとこと柱(じ)も別に用意する場合もあり、絃の状態も良好とは言えず新しい絃に張り替える場合もあります。新品の箏を購入の場合は絃も新しく、状態も良好で、こと柱、ゆたん(包む布)、ケースがセットでついてきます。いずれにしても楽器購入の際は先生に必ず相談してください。

Q4 鎌田箏・三絃教室の入会金、年会費はありますか?

A ありません。

Q5 譜面・楽譜はどちらで購入できますか?

A おこと屋さんで注文できます。先生が持っている場合は先生から購入してもよいでしょう。(私が用意することもできます)

Q6 他に用意するものは何でしょう?

A チューナー、調絃をする際に使います。(おこと屋以外のピアノなどの販売店でも購入できます)譜面台、正座が難しい方は立奏台(りっそうだい)、これらはおこと屋で。

Q7 レッスンの時は楽器を持っていくのですか?

A 教室にありますので、持参しなくて大丈夫です。

Q8 正座しなければなりませんか?

A 椅子に腰掛けて弾くスタイルもあります。その際には立奏台(りっそうだい)を使います。

Q9 レッスンを受け始める流れは?

A こちらでは、①電話またはメールで連絡を取り、お互いの都合の合う日時を決めます。②初回は体験レッスンとなります。初心者の方はこと爪をお貸しします。経験者の方(人によりますが)は「六段の調べ」をレッスン致します。③初回のレッスン終了後に次のレッスン日時を決めます。

Q10  三絃とは?

A  三味線のことです。私たち箏曲(箏の音楽)を習う人は三絃も習います。箏曲が確立した頃、当道という目の不自由人々の組織が幕府により守られていました。箏と三味線は別々に確立されていましたが、当道に属する人々が専門的に担っており、共演するようになっていき、唄を中心に三絃のパートと箏のパートが作られました。このジャンルを地唄とも言います。三味線音楽としては「地唄三絃(三味線)」とも呼ばれます。各地によって微妙に作風などが異なりますので一律にまとめるのは難しいところもあります。

Q11 唄は絶対に習いますか?

A  絶対ではありません。が、唄えると楽しみが増えます。発生は地声で大丈夫です。呼吸の仕方、発音の仕方、良い響きの出し方を覚えていくと楽しいですよ。